2006年 レイク嵐山


2006年1月2日


2006年の記念すべき第一投でヒットした68cm

2006年の最初の釣行はレイク嵐山です。

年末の寒波も一段落し、道中も全く凍結もなく、朝7時20分、嵐山フィッシングエリア着。
ライセンス料金を支払い、ウエーダーを履いて「大浜」に入水です。

ポンドキラー嵐山バージョン(こちらは嵐山FAでお求めください)
ポンドキラー#10Dkオリーブ(嵐山FAバージョン)を4Xのティペットに結び
ラインをリールから引き出し、フォルスキャスト、そしてシュート!

カウントダウンを10秒、そしてリトリーブ、
3回目のリトリーブで早速アタリが!!
合わせると大物特有の「首振り」がロッドに伝わっています。
余分なラインをリールを巻き取り、リールファイトの始まりです。
手前10mまでは簡単によってきたのですが、そこからが我慢比べです。
約5分のファイトの後、キャッチした2006年ファーストフィッシュが
上の写真↑の68cmのレインボーです。

続いて、大浜の北側、遊覧船桟橋の10m手前へ移動。
今度はLAゾンカーブラックに結び代えキャスト。
シューティングラインからヘッドまでリトリーブし手前7〜8mでヒット。
またもや大物の「首振り」が。
今度は一気に走り出しました。そしてジャンプ!!
ウエーディングしていると目線が水面に近いのでかなりの迫力です。

60cmレインボー。この発達した尾びれでパワフルなファイトを楽しませてくれました。

その後、40cm前後のアベレージサイズを3匹キャッチし、
「いらっしゃいませドカン」のワンドへ移動。


勝手に「菖蒲園ワンド」と名づけました。

こちらはバックスペースが取れないのでシングルハンド・ロッドでのスペイキャストです。
フライに引っ掛かってくる水草が緑色。
マネージャー梶山さんが言っていた通り、このエリアには湧水があるようですね。

フライには手付かずのポイントなのか連続ヒット。
これで50cm。
このエリアのレインボーはエサが良いのか魚体がきれいなレインボーが多かったです。
1時間で10匹以上釣れました。

そのまま禁猟エリアの堰堤に向かって歩き
ネットが浮いている付近に立ち
またもやスペイキャスト。するとこちらも連続ヒットです。

サイズは大きくありませんが
顔の尖がったレインボーがヒット。
このエリアでも10匹以上釣れました。


菖蒲園ワンドの岬にあたる「一本松」(またもや勝手に名前をつけました)
一本松からワンド内に向けてロールキャストし、カウントダウンしている最中に
53cmがヒット。
こちらもキレイな魚体です。

この日は比較的暖かかったせいか、魚は1〜2m前後でよくヒットしました。

使用タックル

 ロッド: ロッホモアX 9ft #8
 ライン: ウエットセルST8S type1にフローティング・シューティングライン
      WF8シンクティップライン 
 リーダー:自作ノッテッドリーダー(1.8m)にフロロカーボン4xを50cm

****オーバーヘッド、スペイキャストともこのタックルです****


2006年1月28日(N川)

「大物とのファイトを満喫したい!」ということで、「レイク嵐山」へ行ってきました。
昨年末より、窪田氏が行く毎に大物をバッコバッコと釣り上げている「レイク嵐山」、
はたして私もビッグサイズをゲットできるでしょうか?
  山の斜面には残雪が、朝一の大浜

午前7時過ぎに管理棟で入場手続きを済ませ、ネオプレーンウエーダーにダウンジャケットとい
う防寒装備を着込み、早速「大浜」へ。
少し風があるかな?と思っていると、次第に小雪がちらほら舞い始めました。

まずは「手堅く一匹」とエリアキラー#12オリーブを結びフルキャスト!
マーカー使用がレギュレーションで禁止なので、ルースニングは出来ません。
なのでキャスト後、ラインテンションを緩めない程度にごくゆっくりリトリーブし、
アタリを取る作戦を取りました。

大浜のボート乗り場付近から始め、アタリがないので徐々にドカン方向に移動、
大浜の真ん中辺り、開始後約20分に「ゴーン!」と引っ手繰るようなアタリが!
ティペットはフロロカーボンの4Xなので強めにアワセを入れると、
「ゴッポッ!」と巨大な尾鰭が水面から突き出され、魚体をギラギラさせながら、
激しくファイトします。
バレることのないように、テンションを緩めずやり取りし約5分後ラバーネットを
突き出しますが、大きすぎて上手く入りません!
それでも何とかランディングすることが出来ました。

両手が回らない凄い胴回り、検寸の結果、サイズは62cmありました。
いきなりの60cmオーバーに嬉しさ満開です。

この後フライをアピールどの高いエリアキラー#10オレンジに変更しました。
フライ交換後にかすかなアタリが出ましたがのらず、
大浜ドカン付近まで移動したところで、本日2匹目約40cmをゲット。


風が吹き出したので小休止し、ついでにタックルを14ftのダブルハンドに変更、
フライは以前から試したかった#8のスカッドで挑戦です。
場所をフライでは攻めにくい菖蒲園ワンドに移動、見まねのスペイ風キャストでも
ダブルハンドなので楽々20mは飛びます。
キャスト後ごくゆっくりリトリーブすると、「コンッ!」と軽いアタリ!
すかさずリトリーブハンドでアワセを入れフッキング、ファイト開始です!
「キラッ!」と一瞬見えた魚体はさほど大きくなかったのですが、
グングン走り回り、素晴らしいファイトをしてくれました。
菖蒲園ワンドは冬に魚が集まるようです。

その後も、このフライとシステムが合っていたのか?
「いらっしゃいませドカン」から「一本松」までの間だけで、
10匹以上釣り上げることができました。
この間には60cmも1匹混じり、フッキング出来なかったアタリやランディング出来なかった
バラシも入れると30回以上のコンタクトはあったように思えます。

雪のちらつく中、60cmオーバーを2匹含む大満足の釣行となりました。

*******************

N川氏がスカッドに使ったフックは、ドライ用のファインワイヤー。
7xのティペットよりも強度がないため、フッキングする前に針が伸びていたようです。

使用タックル

 ロッド: ダイワ シルバークリーク908
 リール: グレイン クーゼ#7
 ライン: WF8F 
 リーダー:3X9ftにフロロカーボン4xを1m

 ロッド: セージ GFL9140-3 DS
 リール: ダイワ ロッホモアX300
 ライン: WF10F
 リーダー:4X9ftにフロロカーボン4xを1.5m



2005年2月5日



私も近頃、興味を始めている「スペイキャスティング」のスクール
レイク嵐山で開催されるということで、受講することにしました。

本格的なスペイキャスティングを見たのは2年前のJCA東山湖のイベントで
そのときはJCA理事としてイベントのお手伝い、
まだスペイキャスティングはあまり興味がない頃でした。
しかし、そのとき初来日のイアン・ゴードンを見て
イメージしていたより、はるかに躍動的な印象を持ちました。

そして今回。講師は下澤孝司氏
JCAのメンバーも結構スペイキャスティングに取り組んでいて、
アングラーズクラスの中にスペイキャスティングが導入されるほど。
その中でも下澤氏の評価は非常に高く、今回の受講を決めました。

内容についてはDVDなどで紹介されているのでここでは省きますが、
トーナメントキャスターとして共感できたこと(印象に残った言葉)は
「ループはあくまでも結果」
「キャスティング・スタイルは一人一人違うので正解というものはない」。


スペイキャスティングに励むスクール参加の皆さん。

(ここからはキャスティングに対する私見です)
キャスティングを語る人の多くは「こうでないといけない」といったスタイルを主張するのですが、
それは本質がわかっていないと思います。
雑誌でも分解写真を使って「これが○○氏スタイル」なんていってますが、
同じ人間でも、使うロッドを変えればキャスティングのスタイルが変わります。
逆に同じロッドを使えば、ある程度の技術のある人なら
みんな同じスタイルになってしまうのです。

キャスティング理論についても1960年代、つまり50年近く前の理論を
いまだに活字にしている・・・・。

キャスティング批判についてはこの辺にして、釣りの話を。



この日はこうした事情で午前中はキャスティングスクール、昼から釣りです。
大浜はキャスティング練習で盛り上がっていたので、菖蒲園ワンドへ。
ポンドキラー#10ブラックを結び
先ほど教わったことを応用し、シングルハンドでスペイキャスト。
20mぐらいは簡単に投げられるようになりました。
そして↑の40cmのレインボーがヒット。

その後、3匹続けてヒットさせたのですが30cm前後だったので、
奥の堰堤に向かって移動。

そこではロールキャストしか出来ないのですが
足元から5mぐらいの距離でひったくるようなアタリ。
ティペットの限界までロッドをしならせ踏ん張り、
引き抜くようにしてランディンスしたのが↓。


体高のあるレインボー。ロッドを絞り込むように「下へ下へ」のファイトでした。

その後、再び大浜へ。
下澤氏の質疑応答が始まったのですが、
すでに私はさらにキャスティングを吸収するには「容量オーバー状態」だったので
釣りに勤しむことに。
下澤氏の講義を背中に聞きながらLAゾンカーブラックに結び代え
ライズめがけてキャスト。
そして衆人環視の中をキャッチ。

この日のレイク嵐山は追加放流もあって、魚影はかなり濃い、という印象を持ちました。

使用タックル

 ロッド: ロッホモアX 9ft #8(スペイキャスト用に改造)
 ライン: ウエットセルST8S type1にフローティング・シューティングライン
 リーダー:自作ノッテッドリーダー(1.8m)にフロロカーボン4xを50cm



2006年3月19日


岡田氏のスペイキャスティングのレクチャーが行われたこの日は、私もスペイキャストでトライ


日本のモダンスペイの第一人者である「O-REX」の岡田氏のスクールが
開催されるということで、レイク嵐山に出かけました。

岡田氏とはトーナメントキャスティングを通じて10年近く前から交流があり、
氏のデザインしたフライ・シングルハンド用のトーナメントロッドで
57mの記録を残してもいるのですが、
岡田氏のスペイのスクールを受講するのは初めて。

私が最も気になっている「ペリーポーク」について
実践を交えながら、わかりやすく教えていただきました。


シューティングヘッドをペリーポークを使ってキャストしてヒット

この日は急に寒波がやってきて、湖面は北風が吹き荒れるあいにくの天気。
こういった状況では、ラインがあまり空中に出ないペリーポークが非常に有効に感じました。

フライの選択はスペイキャストであっても基本的には同じ。
実績のあるポンドキラー#10Ltオリーブから結びました。

ラインはシンキングライン・シューティングヘッドのtype1。
湖の釣りでリトリーブ、ということになるとシンキングラインが圧倒的に有利です。
フローティングラインだと、フライを沈めてもリトリーブするたびに
フライが浮かび上がり、一定の層をトレースできなくなるからです。



トラウトたちは、よほど状況が良くない限り、
「泳いでいる層以外のものを捕食しない」、というのが経験からの自論です。

そうなってくるとフローティングラインを使ったフライの動き「上下動」では
あまり釣果が望めないように思います。

レイク嵐山のオマケ?ブラックバス

フライについてはLAゾンカー#8ブラックのように
多少大きくても、結構食ってくるもので
レイク嵐山で50cmオーバーを狙う際には必ず結ぶフライとなっています。

同行者がシングルハンドで

この日のヒットゾーンは手前15m前後、type1で10カウント沈めた層でした。

使用タックル

ロッド: レビューRX1510W (15ft #9〜#10)
ライン: ウエットセルSTL#12type1(前後を逆にして使用)
リーダー: Rio Powerflex Core Sinking Tapered Reader 12ft 24lb 1.5ips
ティペット: フロロカーボン3lb


2006年4月16日


ウェーディング姿を見てもわかるほど、前週の雨によって水位が上昇。

「ユスリカにライズしている」との情報が寄せられました。

江戸時代に作られた菖蒲谷池を利用したレイク嵐山には
水草、水生昆虫をはじめとした自然のサイクルがあります。
水温が上昇し始めると、水生昆虫のハッチが始まり、
それに合わせてトラウトたちがライズする、というのは当然なんでしょうね。

しかし、当日は前日までの雨の影響で水温が下がり、
そのうえ水位が上昇しているため、バックスペースが少なくなっていたので
スペイキャストで釣りをすることにしました。

ウェーディングをすると、目の前でトラウトたちがライズをしています。
水面を見るとユスリカがハッチしています。
しかし、スペイタックルでミッジというのは・・・。


そこで定番のタイプTをセット。
先に来られていたフライマンがニンフのスローリトリーブで釣られていたので
エリキラーUR#12チャート嵐山バージョンを。
(写真は通常バージョンです。実物は嵐山FAで)
キャストし10秒のカウントダウン、2回目のリトリーブで↑の50cm。

その後、同じ方法で3匹をキャッチ。

レインボーたちは環境になじんだのかコンディションが良くなっていて
10番のダブルハンドを曲げこみ、3回もジャンプするといった
「素晴らしいフィター」もヒットしました。


10時にいったん桟橋へ。


夕方4時になり再びウェーディング。

大浜からサクラを見ながらの釣りです。
またライズが始まったので、ソフトハックルを試そうと
P&P(フェザント&ピーコック)グリーンを
フローティングラインでリトリーブ。
ライズしているトラウトには、ハッチしている水生昆虫よりやや大きめのソフトハックルを
小刻みにリトリーブすると効果があることが良くあります。

すると太〜いスペイラインでもわかる明確なアタリが。

これまたグッドコンディションのレインボーでした。

数は少ないものの16番ぐらいのコカゲロウのハッチも始まり
これからのレイク嵐山はマッチング・ザ・ハッチの釣りになりそうです。


使用タックル

ロッド: レビューRX1510W (15ft #9〜#10)
ライン: ウエットセルSTL#12type1(前後を逆にして使用)
     スペイ・ショートヘッド#9
リーダー: Rio Powerflex Core Sinking Tapered Reader 12ft 24lb 1.5ips
ティペット: フロロカーボン3lb


2006年6月3日

                             
お久しぶりです。N川です。
久々に終日釣行が可能となりましたので、レイク嵐山へ行ってきました。
うれしいことに6月1日から入場料(レイク嵐山・桟橋とも)が2,100円にプライスダウン!
しかも無料で貸し出しのフローターにも空きがあるとのことでしたので、
初のフローター体験も同時に楽しんできました。
(フローターは予約制、1日5人限定ですので事前に予約が必要です。
また貸し出しのフローターは2台用意されています)

管理事務所でマネージャーよりフローターのレクチャーを受け、レイクに出発。
ライフジャケットを装着、ブーツにフィンを取り付け、
フローターを持ち上げつつ、後ろ向きで入水、まずは対岸を目指しました。
  
初めてのフローターは実に快適で、水中に沈むのは腰までで、
上半身は自由に動かすことができます。

対岸沿いを白浜方面へゆっくり移動、反応がないのでレイクの中央へ向かう途中に
「ゴゴーン!」と初のアタリ! 慎重にファイトしてようやく1匹目をゲット。
     
サイズは40cm少し、フライはエリアキラーUR#12チャートです。

堰堤のワンドへ移動するもののブルーギルの猛攻にあい、
再び白浜沖へ移動すると「コンッ!」と小さなアタリが。
すかさず合わせると、スピード感のあるファイト、約30cmのレインボーでした。

このあとフライをファジーニンフ・スペシャル#12ベージュに交換。
すぐにヒットして来ました。

マネージャーから白浜沖とボート桟橋沖に実績があると聞いていたので、また移動します。
フローターの利点を生かして、ウエーディングでは攻略できない
フェンス際のポイントを狙ってみることにしました。

フェンスの一番奥へキャスト、するとフライをカウントダウンさせている間に
いきなりラインが走り出します。
約40cmのきれいなレインボーでした。

そのあともフェンス際へキャストする度に、
55cmを筆頭に11匹もの連続ヒット!
このアタリは水深があるためか、ヒットする魚はことごとく強い引きをし、
なかにはフローターを引っ張るほどのツワモノも数匹混じりました。

合計15匹釣ったところで10時になり、午前の部は終了。
16時まで桟橋エリアへ移動。

桟橋エリアではヤーンインジケーターを使ったルースニングで快調に釣れ続き、
中にはいい型のブラウンも混じりました。
(時折ストライパーらしき、70cmはあろうかという魚影が横切り
「ドキリ」とすることも数回)

16時が近づき再びフローターを装着、今度はまっすぐフェンスに直行、
またキャストごとにアタリがあり
1時間もしないうちに10匹をカウント!
途中から交換したミラージュハーズイヤー#12
背中のキラメキが抜群に効いた感じがしました。
中には55cm強のイワナも混じりました。


初めてのフローターゲームでしたが、トラウトたちの引きを存分に
堪能できる結果が出せて満足しまくりの1日でした。
欲を言えば60cmオーバーが釣りたかった・・・
次回は大物狙いに絞った挑戦をしてみたいと思いつつ、帰路につきました。




2006年12月16日



またまたレイク嵐山に行ってきました。
前回の好釣果、あの強引な引きが忘れらず、
家族に無理を言って、おそらく今年最後の釣行です。

6時半前に高雄ゲート前に到着、ゲートオープンまでにウエーダーを装着。
管理小屋で入場手続きを済ませ、
まずは大浜へ。

ティペットに結んだのは先週爆釣のエリアハーズイヤー#12ホワイト。
ウェーディングすると先週よりかなり冷たく感じます。
その上、湖面にはライズが一切見当たりません・・・。

「あ〜なんか嫌な予感するやんけ・・・」

予感が裏切られることを期待しつつ、大浜のドカンよりへ入水しキャスト。
サカナがいれば、一投目から反応があるはず・・・。
が、予感的中! 反応・・・ないです(笑)
30分ほどで小さなアタリが3回ほど。(おそらくブルーギルのアタリ)

比較的浅い大浜には回遊の群れが来ていないと判断し、先週爆釣したドカン方向へ移動。
しかし、ここでもアタリなし・・・。


一本松の前へ移動、
一匹掛けるもランディング間際に痛恨のバラシ・・・。


ようやくの1匹目を釣り上げたのは11時過ぎ、
釣りはじめから3時間も経っていました。

大浜には魚が集まっていないと判断し、対岸の白浜脇の岬へ移動。
まずは堰堤側の岬で、岸から10m沖辺りのブレイクラインの底あたりに
フライを漂わす感覚でキャスト、フライはエリアキラーUR#12チャート。
ほぼ無風なので、LLニンフスタイルでラインの先端を注視・・・。
すると、静かに先端が引きこまれヒット!
結構なファイトの末、上がってきたのは
55cmを超えるキレイなニジマス
でもその後が続きません。

白浜対岸の岬に移動、ここで2匹釣ることができましたが、
アタリは散発、どうもサカナたちは深場に群れている感じです。

そこでもう一度堰堤側の岬に戻り、ティペットを5Xに落とし、
長さを約3mと長めにとり、フライをエリアハーズイヤー#12ピンクに変更。
ピンクにした理由は・・・色が好きだから(笑)。

岬から沖へ約15m、水深4mの底近くを漂わすイメージで。
キャスト後、ラインスラッグをとり、沈めること約1分。
ラインの先端が「スィー」って感じで引きこまれ「ヒット!」
深場で掛けたサカナはなかなか顔を見せないぐらいにグッドファイターでした。

次のキャストも同様に、またまた「ヒット!」

群れの回遊が来ている様子で、
8回ほどアタリがあり、4匹連続でゲットすることができました。

今回の状況を振り返ってみると、急な水温の低下によりサカナの回遊ラインが極端に下がり、
水深3m以深のポイントにしか回遊していなかったのではないでしょうか。
この状況に合わすには、大浜からのロングキャスト、
白浜側からなら3〜4mのブレイクラインを丹念に攻める釣り方正解だったと思います。

使用タックル

ロッド:アルトモアspey 12.2ft #7・8
ライン:コートランド444SL 8/9 SPEY
リーダー:12ft3Xにフロロカーボン・ティペット4xを2〜3m

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