2006年 FF戸谷川(朽木渓流魚センター)


2006年4月28日

 



「FF戸谷川」と聞いて、すぐにわかる人は少ないんじゃないでしょうか?
実はあの「朽木渓流魚センター」が管理している
フライフィッシング専用の河川、というよりか「谷」なんです。
もちろんしっかりイワナが放流されているのですが、
釣りは自然渓流そのままです。


FF戸谷川はここら上流域になります。

4月28日、実は私もFF戸谷川は初めてで朽木渓流魚センターに問い合わせたところ
「自然河川のことですね。あそこはマニアックな釣り人が中心ですから」
との返事が。
フライフィッシングが既に「マニアック」なのに
その中の「マニアック」な釣り人のための河川とは・・・。

 
最初の1匹はすぐに釣れました。

入漁券を購入すると、管理人さんから
「渓流の経験はありますか? ここは難しいですよ」
そこで
「20年以上やっていますよ」と返事をすると
「それならどうぞ楽しんでください。天然イワナも混じりますから」

また「川に入ることは禁止されています。」
とのことなので、
ウエーダーは必要なく、長靴で入渓することに。
川の横には道がついているので長靴で十分です。


ここで皆さんに断っておきます。
FF戸谷川にはたくさんのイワナが放流されています。
しかし
管理釣り場ではなく自然渓流だと思ってください。
具体的に言いますと
イワナに人間の姿を見られると絶対に釣れません

しかし谷のイワナですから
ドライフライにドラグが掛かっても関係なくよく釣れます。

歩き方、ポイントへの近づき方に細心の注意が必要です。
これから渓流でのフライフィッシングを目指す方、
渓流で「魚がいない」とお嘆きの方にはお勧めの釣り場です。


ここで↓のイワナ


さてFF戸谷川は川幅が3〜4mの谷川。
5m以上キャスティングすることはないので
タックルは3番以下、リーダーをコントロールできる柔らかいロッドが必要です。

ポイントは養魚場の給水口より上流で
小さなポイントが連続します。
エルクヘアーカディス#14ピーコックをキャストすると
ポイントごとにイワナが反応します。
しかし15cm前後が多いのでフッキングするは7割ぐらい。
それでも「ここぞ」というポイントからは20cmを超えるイワナも釣れます。


このいわゆる「岩盤の廊下ポイント」からは

細身ではありますがお腹がオレンジ色の居付きのイワナが。
後ろには木が覆いかぶさっていたので
スペイキャストを応用したロールキャストで。
しかしリーダーまでコントロールできないので
ドラッグが掛かった状態だったんですが
イワナが追いかけてきてヒットしました。


ここが一番大きな渕になるんですがここでは

この日最大の28cm。
その後ろに大きな影が見えたんですが、
その蔭の主は2度と姿を見せることがありませんでした。


途中で二又に別れ右の谷を登っていくとこの渕が

これは放流されて間もないイワナのようですが
このポイントでは5匹のイワナが釣れました。
いわゆる「魚止め」の渕のようで
ここから上流は岩盤が続き、林道からも離れているので
ここで引き返すことにしました。

途中で鹿?の白骨が。
久々に自然味あふれる釣りを楽しめました。
(久々に谷を登ったのですが、体力の衰えをひしひしと感じました)
使用タックル

 ロッド: スコットSAS71103ジャパンスペシャル
 ライン: エアセルDT3F
 リーダー:6X



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