2007年6月12日 佐々里Fly&Lure特別区
雪降る4月の釣行から2ヶ月。
この日は京都市内で30度。
関西の渓流はベストシーズンに入りました。
6月に入ると渓流フライマンお待ちかねの「イブニング・ライズ」が始まります。
ということで
この日はイブニングライズをメインに考えていたので、現地に着いたのは2時半。
喫茶スペースウッドで入漁券(3,000円)を購入し、
アイスコーヒーを飲んで、3時半から入渓しました。
フライは最も信用しているドライフライ安曇川ダン#14を結び
まずは写真の瀬を丹念に流します。
この時期になるとアマゴの大半は瀬に移動しするので
ポイントが分散します。
最初の1匹は約20cmのアマゴ。
背中が張り出し、尾鰭が発達し、
渓流にあったベスト・コンディションに回復しています。
しかしその後は
・・・・・
カワムツの猛攻です。
4月に良く釣れた「渕」のポイントからは全て彼らが
「待ってました!」と言わんばかりに飛び出してきます。
それにもめげず瀬を次から次へと攻め続けていると、
これまたグッドコンディションのアマゴが。
そして陽が山陰に沈み始め、
いよいよ「イブニング・タイム」に突入です。
すると、瀬の一番早いところからアマゴが反応したので、
フライを浮力の高いエルクヘアーカディス#14ピーコックに交換。
このフライのウイングには「ナチュラル・エルクヘアー」を使用しているので
ガンガンの瀬でも良く浮いてくれます。
そして瀬からヤマメがヒット。
佐々里川ではアマゴに比べ、ヤマメはスレンダーのようです。
ストロボなしで撮影できたのはここまで。
本格的なイブニングタイムです。
すると、ここぞというポイントからアマゴが次々と飛び出し
このアマゴを釣ったのが午後7時10分。
最後の1匹とし、帰路に着きました。
この日の釣行で「キャッチ&リリース」の有効性を実感できました。
私の住む大山崎は京都と大阪の境に位置します。
ここから約2時間でアマゴ・ヤマメが気持ちよく釣れる渓流が
育っていることを嬉しく思い、
またその活動を応援していきたいと思います。
使用タックル
ロッド: スコットSVS803(8フィート3番)
ライン: エアセルシュープリーム2 DT4F
リーダー:6X7.5ftをカットし、7Xのティペットを90cm
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