2005年 朽木渓流魚センター


2005年3月27日


さすが釣り大会、入場者120名

45cmのレインボー、このサイズは釣れるんですが・・・
使用タックル

  ロッド: シマノ・カーディフ66XUL
 リール: シマノ・ナビ1000
 ライン: バリバス3LB

3月27日は「第34回春季朽木トラウトグランプリ」が開催されるということで、
物見遊山のつもりで釣りに出かけました。

久しぶりに朝一から釣りをしようと、朝5時半に自宅を出発したのですが
現地に到着したのは7時10分。
すでに駐車場には車がひしめき合い、
6時間券を購入したのは良いが「さてどこで釣りをしようか?」と考えさせられるぐらい
釣り人でひしめき合っていました。
朝7時10分でこの人数!!

とりあえず、下の池に空いている場所を見つけ、釣りをはじめました。
最初に結んだのはKJエリアキラー0.5gのチャート。
様子を見るためにサイトフィッシングでフォーリングし、着底後、50cmほどリトリーブ。
するとアタリがあり、釣れたのは25cmほどのイワナでした。
このサイズは勝負になりません。

久しぶりの朽木渓流魚センターで勘が鈍っていたのか、
朝一番のベストタイムに肝心なことを忘れていました。
それは「朽木渓流魚センターのは流れがある」ということ。
そのため、なごみの湖や通天湖のようにほとんど流れのないエリアと比べると
フェザージグの沈下が遅くなるのです。

それに気づいてKJエリアキラー0.9gに重くして
カラーはSUEKENさんからの情報を信じてオリーブにしました。

足元のトラウトはすでにスレているので、立ち木の間を狙うことに。
立ち木の林の中から引き釣り出したレインボー
立ち木の林の中にキャストすると10投ほどは連続してアタリがありました。
みなさんルアーのロストを恐れているのか、立ち木エリアは「禁猟区」のようです。
(私はロストあまり気になりません。なにせ「売るほど」持っていますから(笑)

その後、水車前が空いたので移動。水車の流れの下を「ドボーン」と沈めて
水車の陰に隠れているイワナかブラウンを釣ってやろうと思い、
一発勝負のカラー、ホットオレンジに結び替え、キャスト。
 
すると40cm前後のブルックトラウトが釣れました。
同じポイントではレインボーとイワナが5匹ほど釣れましたが
サイズが今ひとつです。(この時点で頭の中は釣り大会モードです)

その後は空いた場所を探して移動、そして手持ちのKJエリアキラーを
いろいろとローテーションしてポツポツとは釣れるのですが・・・

すっかり太陽が高くなり、
時計を見ると11時を過ぎていました。
トラウトたち、特に大きなレインボーはさんざんいじめられたようで、
何をしても口を使いません。この時点で勝負はあきらめました。

あとは見えているトラウト(かなりすれている)をいかにに釣るか、
そこでKJエリアキラー0.3gの登場です。
サイトフィッシングなのでカラーは↓

ホワイト・チャート・ダークピンク。

キャストして、あとは「流れにまかせて漂わせる」といったイメージです。
(フライで言うところの「ナチュラルドリフト」です)

するといやいやながら(?)もKJエリアキラーを口にします。

そのなかで上の写真のようなサクラマスも釣れました。

1時になり「第34回春季朽木トラウトグランプリ」は終了。
レインボーの部の上位6名は全て60cmオーバー。
「何が違うのだろう?」といろいろと考えましたが
「運がなかった」ということで・・・。
非常に釣り人が多かったのですが、こういった釣りも結構面白いものだな、と
次回の釣り大会にも参加したいと思いました。



2005年4月25日

     
下の池の一番奥。魚影の濃さがお分かりいただけますでしょうか?
贅沢かもしれませんが、あまり魚影が濃いと釣りにくいものです。

使用タックル

スピニングタックル  

 ロッド: シマノ・カーディフ66XUL
 リール: シマノ・ナビ1000
 ライン: GT-R トラウト・エディション(オレンジ)3.5LB

フライタックル

 ロッド:  スコットSVS905(9フィート、5番)
 ライン:  エアセルシュープリームDT5
 リーダー: バリバス9ft4x、ティペットはフロロカーボン5Xを1m

この日は大物狙いで朝から朽木渓流魚センターを訪れました。
まずはスピニングタックルでエリアキラーJig0.5gチャートを結び、上の池で
フォーリングからはじめたのですが、小型のイワナとレインボーが異常に多く
ワンキャスト、ワンヒット状態が1時間以上続きました。
アベレージサイズ約30cmのレインボー

しかし冷静になって考えると、釣れてくるのは全て小型。
そこで、小型は表層に多いので、底を狙うためにバガーJigオリーブに。
それでもフォール中に当たりますが、無視して底まで沈め
底ギリギリをリトリーブします。

約40cmのレインボー。バガーJigを底をズルズルすると追ってきました。
すると釣れて来るレインボーが確実にサイズUPしました。


上の池の「清掃」(死魚の回収)が始まったので
下の池に移動し一番奥の放水口を攻めることにしました。
ここもイワナと小型のニジマスが「群れ」になって表層に泳いでいるので
エリアキラーJigのサイトフィッシングで表層の小型が食っても合わせない
そしてエリアキラーJigが見えなくなってから中層にいるであろう
大型を狙うことにしました。

そこでやっと釣れたブラウン。
早速、事務所まで持って行き、サイズを計ってもらうと44cm。
朽木渓流魚センターHP「大物釣れた」コーナーの掲載基準が
ブラウンは45cm
1cm足りません!!

気を取り直して、エリアキラーJigのカラーローテーションをしながら釣り続けるのですが、
釣れるのはレインボー48cm→
をはじめ、基準には届きません(贅沢かもしれませんが・・・)

そこでいったん昼食にした後、フライタックルに変更です。

←この付近に大型のレインボーを3匹発見!
サイトフィッシングで狙うためにエリアキラー#12チャートを結びます。
ここでも小型のイワナ、レインボーが邪魔して
大型のレインボーの鼻っ面に届く前にフライを食ってしまいます。
まさに「餌取り」状態です。
そこで、小型が食っても合わせず、吐き出すまで待って、
またフライを送り続けます。

すると小型のレインボーが吐いたフライを横から大型のレインボーがバイト。
約5分のファイトでキャッチしました。

しかしサイズは59cm
またしても1cm足りません!

また気を取り直してポイントよく見ると、岸際に大型のブラウンがいました。
フライを視界内に落とすと反応して浮いてきます。
しかし、また「餌取り」・・・ではなく小型のイワナが。
これを7回繰り返すうちにブラウンも飽きてきたようです。

そこでフライをエリアキラー#12オレンジにカラーチェンジしてキャストすると
「待ってました!」と言わんばかりにブラウンが
フライをひったくっていきました。

↑このブラウン48cm。
やりました!

ということで朽木渓流魚センターHPに

その後またスピニングタックルに交換し、エリアキラーJig0.3gオレンジで釣っていると
かなり大きなレインボーが。
しかしラインブレイク・・・。
「逃がした魚は大きい」といいますが70cmぐらいはあったと思います。

ヒット・フェザージグ、ヒットフライは下の写真を参照してください。
カラーとしてはクリーム・チャート・オレンジが良かったです。

ヒット・フェザージグ

 エリアキラーJig0.3g・・・クリーム、チャート、オレンジ、Dkピンク
          0.5g・・・チャート、オレンジ、ピンク、オリーブ
          0.9g・・・チャート、ホットオレンジ、オリーブ、ブラック
 バガーJig0.9g  ・・・・オリーブ、パープル、グリーン、ブラック

**フェザージグの重さはポイントに合わせます。**
   表層に浮いているトラウトを狙う場合は0.3g
   流れの強いポイントは0.9g
   そのほかは0.5gは標準だと思います。

ヒットフライ
 エリアキラー#12・・・ホワイト、チャート、オレンジ、ピンク


2005年5月14日(N川)


やりました!! スーパーレインボー76.5cm エリアキラー#12オレンジで

みなさん、お久しぶりです。N川です。
ゴールデンウィーク中は家族サービスに忙しく、今回久々の釣行です。

6時40分エリアに到着、なんかいつもよりお客さんが少ないような・・・。
7時のオープン時で、なんとフライのお客さんは私を含め3人!
「うれし〜い、貸し切りやん!」
まずは「エリアキラー#12ホワイト」を結び、上の池でサイトフィッシング開始。
大型の魚影を見つけ、その2mほど上流へ、そろりとキャスト。
着水と同時にチビイワナが群がり、エリアキラーを食いまくります・・・ が、合わせずそのまま
に。大抵は数秒でフライは吐き出されるので、そのまま大型ますの鼻先に送り込みます。
(たまに勝手にフッキングしてしまう、間抜けなチビイワナ・チビマスもいますが・・・)
このサイズなら入れ食いです!

上手く鼻先までナチュラルに漂えば、3匹に1匹は「パクッ!」と。
見釣りでサカナを選んで釣るのですが、掛かった魚は小さくても40cmはあります。
それが5分に1匹の割合で釣れ続けるのですから、やめられまへん!

フッキング後、ほとんどのマスはその場で一瞬もがいた後、猛烈なダッシュを見せてくれます。
そこで、先日窪田氏から受けた、ドラグテンションの講義が役に立ちました。
ティペット張力ギリギリまでディスクドラグを締め込み、この状態でファイト!
40cm以下の増すなら、20秒掛からずランディングです・
(注:#5以上のロッドを使用してください!)

55cmのレインボー。このサイズが一番よくファイトするように思います。


場所を誰もいない(夢見たいや〜!)下の池
に移り、再びサイトフィッシング開始!
数匹目を大物にティペットごと持っていかれたので、
フライを「エリアキラー#12オレンジ」に変更。
ふと足元を見ると巨大な影が定位しています・・・。
すかさず1mほど上流へキャスト、フライは絶妙なタイミングで口元に近づき・・・
「食った〜!!」
アワセと同時に巨大なマスは、なぜかその場で「グ〜ネ グ〜ネ」するばかり。
ダッシュされては絶対に取れないと思い、強引に寄せてネットに・・・ 入りません!
ネットで頭を押さえ込み、はみだした尾びれを握り締め強引に引きずり上げました。
管理棟で検寸、「76.5cmなり〜!」
朽木渓流魚センターHP「大物釣れた」に掲載してもらいました。
大物ハントも一段落したところで、フライを新製品「エリアント#14ピンク」に
リトリーブで表層を狙います。そこそこアタリますが、反応がイマイチ・・・。
そこでカラーをホワイトに変更、一投目からひったくるようにイワナがアタック!
その後もワンキャスト・ワンフィッシュでチビイワナ&チビマスの猛攻に!!
なんだか釣れ過ぎて面白くない・・・。
釣り方を変え。エリアントを着水後7〜8秒沈めてからリトリーブすると、釣れて来るサイズが大
きくなることを発見! またカラー差もないように感じました。

その後、再びサイトフィッシングに変更、流れ
の脇に定位していた60cmのホウライマスをキャッチすることが出来ました。

今日の釣果は約70匹。内イワナ15匹ほど、ブラウン4匹が混ざりました。
サイトフィッシングで大物に的を絞ったので、平均サイズは40cmを超えていたと思います。
ブラウン44cm

ゴールデンウィークの大量放流が残っているのか、すっごくサカナが濃い上に、お客さんが少
ない・・・。タイミングがよかったのか、コンディションに恵まれた一日でした。
「マスさん達、ありがとう〜!!」

使用タックル

 ロッド: スコットA2 905
 ライン: シュープリーム2 WF5F
 リーダー:ナイロン4号40cmにティペット フロロカーボン5Xを2m


2005年5月20日


スーパーレインボー78.7cm
(写真提供 朽木渓流魚センター)

「2005年3月以降、釣行記に朽木渓流魚センターが続いているのは?」
というご質問を受けましたが、実はコイツを狙っていたんです。

5月20日は午前中に仕事が一区切り付いたので、午後から朽木渓流魚センターへ。
3時からの3時間、「イブニング」の大物狙いに絞りました。

まずは、エリアを一通り見て周り、大物の陰を確認。
水温が高いせいか、全ての大物が「流れ」のあるポイントに集まっていました。
(「流れ」のあるポイントとは、水車や放水口の周辺)

また大物狙いを考え事前にリールのドラグを500gに設定。
これはロッドにラインを通した状態で500gのペットボトル等をラインに結び
ぎりぎりドラッグがすべる状態にすることです。

この設定で40cm弱のレインボーをヒットさせると
ドラッグが出て行くことは一切なく、グイグイと魚を寄せることが出来ます。

4時を過ぎると朝一番からのお客さんが帰り始めポイントがかなり開いてきました。
そこで下の池に移動し、島の正面になる放水口に
60cmオーバーが3匹並んでいるのを発見。
まずはエリアキラーJig0.5gオレンジをキャストしたのですが
反応はあっても、口にするまではいきません。
しかし「やる気」のような気配は感じました。

そこでエリアキラーJig0.3gチャートに変更し、
レインボーにじっくりジグを見せる作戦に変更しました。

エリアキラーJig0.3gチャートで釣りました!

姿勢を低くし、レインボーを驚かせないように「そろり」とキャスト。
すると一番大きなレインボーが警戒もなくス〜っとよってきて「パクッ」

合わせると同時にレインボーは島に向けて走って行きます。
しかし、さすが500g設定のドラグ
レインボーが30mほど走ったところで止まりました。
あとはレインボーとの根性比べです。
ラインはギュンギュンなりロッドは限界まで曲がり・・・
それにひるんではこのレインボーは取れません。
ロッドが折れるのを覚悟で強引に寄せます。

そこでレインボーは戦意を喪失したのか、浮いてき、足元に。
「デカイ!」
頭をネットにいれ、あとはすくい上げるのみ。

レインボーの重さを感じながら管理棟へ。
途中、他の釣り人たちの視線を気持ちよく浴びながら生簀へ。

計測してもらうと78.7cm。
これは私の21年のフライフィッシングキャリアの中で最大の魚になりました。
(ちなみに次は北海道の鮭75cmです)

スピニングタックル  

 ロッド: オリジナル・6.6ft(ソリッドティップ・メバルロッドを改造)
 リール: シマノ・ナビ1000
 ライン: シルバースレッド・アイキャッチ3LBに、フロロカーボン3LBをリーダー


2005年8月19日

 
朽木渓流魚センターHP「大物釣れた」に掲載された52cmのレインボー

夏休み・お盆休みを利用してみなさん釣りを楽しまれたようですね。
全国各地から、その釣りの様子をメールしてくださり、ありがとうございました。


お盆明けというのは管理釣り場にとっては水温が最も上昇し
釣りが難しくなるシーズンです。
その時季にあえて、フェザージグでチャレンジしました。


朝からの来場者が帰られる時間帯(午後3時半ごろ)から釣りを始めました。

 まず、コンディションを確認するために水温計。
21度です。

魚類図鑑などによると、トラウトの適水温を超えていますが、
管理人さんや養殖業者さんに聞くと、
レインボーなら25度くらいまでは何とか飼育できるそうです。
養殖を重ねるなかで、高水温にも適応してきているようですね。


とりあえず、水通しがよく魚影が濃い水車の流れに向かって
エリアキラーJig0.3gクリームをキャスト。
心配をよそにすぐにアタリがありました。

 
30cm前後のレインボーが元気よくファイトしてくれます。
(少し痩せているのが気になりますが・・・)

サイズアップを狙い、「流れの底近くを転がるように」という狙いで
エリアキラーJig0.9gクリームに変更。
水車からの泡が消えるあたりに「ドボン」とキャストし
余分なラインを巻き取った後、ロッドをたてアタリを待ちます。
すると、「グイグイ」というアタリの後ラインが走り、
フッキングさせたのが朽木渓流魚センターHP「大物釣れた」に載った
52cmのレインボーです。
レインボーも夏バテしているのか、最初は激しくファイトしたのですが、
意外に早く「参った!」して、ランディングできました。


写真を撮影してもらって、数分後に激しい夕立
気温も下がり、濁りも出て、トラウトたちの活性が上がったようです。

今度はアクションで食わせてやろうとバガーJig0.5gオリーブに。

下の池に移動し、放水口に向かってキャスト。
連続トゥイッチングでしっぽのマラブーをキビキビ動かせると
最初に「」がヒットしました。

このレインボー(48cm)は体調がすこぶるよく、
リールのドラッグをギギギと鳴らせ、上の52cmよりはるかによく引きました。

この日は水車周りや、放水口周辺など、「水が良く動いている場所がポイント」で
あまり水の動かない池の中央部には、ほとんどトラウトの魚影を確認できませんでした。

この時季の朽木渓流魚センターのポイントは足元2m〜10mですね。

使用タックル

スピニングタックル  

 ロッド: シマノ・カーディフ66XUL
 リール: シマノ・ナビ1000
 ライン: ユニチカ・シルバースレッド・アイキャッチ3LB
 リーダー: フロロカーボン1号を1.5m(朽木渓流魚センターの場合は太くしています

アタリのあったフェザージグ



エリアキラーJig 0.3gチャート・クリーム
          0.5gクリーム・ピンク・オレンジ
          0.9gクリーム・オリーブ
バガーJig    0.5gオリーブ・Dkブラウン





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