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東出典子の天真爛漫でいこう!

大きいことは・・・1992年2月17日(月)号


 最近ようやくすたれてきたかと思われる“ジャンボ商品”。
いえいえ、その盛力や未だ衰えずといったところ。
それどころかどんどん可能な限り、ジャンボ商品化が進み、いつしか「ジャンボにならないお菓子なんてお菓子の
風上にも置けないね。」なんて云われる日が来るんじゃないかとヒヤヒヤしている次第です。(注:私はお菓子屋
ではありません)
 思い起こせば、平成2年秋、ジャンボポッキー&ジャンボプリッツが出たことを嬉しがって『INVITATION』と
いう芝居で小道具に使ってしまった私達。狂ったように食べましたよ。
舞台上で食べ物を“消えモノ”とはよく言ったものです。ホントお金のかかる小道具でした。
・・・と、まぁ私を含め、皆、新しいもの珍しいものにはからきし弱く、すぐ飛びついてしまうタチなのです。
私においては、もう、ほとんどのジャンボ商品を口にしているのではないかと思う。ま、このように、たくさんの
ものを口にするということは、当りもあるがハズレもあるということになるワケで、全然大きくないのに箱が大き
いだけで箱に“ビッグ”と書いてあるもの、小さい時と大きくなってからでは、その姿も味も違うカエルのような
ものなどには怒髪天してしまった。
また反対に当りのものに共通するコトは皆、(多少大味になっているが)変わらずに大きくなっているというとこ
ろなのだ。
よくニューミュージックの歌詞などに「君は君のまま、ずっとそのまま変わらずにいて」といった様なのがあるけれ
ど、お菓子もやっぱりそうであってほしいワ。
大きくなっても変わらずにいてほしい、これが私のささやかな願いです。
また、小さくて良いものは、無理に大きくしなくてもいいんじゃないかな?
昨年の暮れに公演された遊◎機械全自動シアターの「アラカルト〜役者と音楽家のいるレストラン〜」は、レストラ
ン“アラカルト”に訪れる人の様々な人間模様を描いた作品です。
この中で気弱な小さな男と気の強い大きな女が結婚式などの話をしにレストランにやってくるのですが、男の気の
きかなさに愛想をつかし、女は怒って店を出て行ってしまいます。
この2人の会話の中で、女は男に、「結婚式には友達に作ってもらっ30cmのシークレットブーツを履いてね。」
と云います。
男は、結婚式の時だけ大きかったら変に思われると云ったが、女はにこやかに「一生履くのよ。」と云う。(一応説
明しますが男役は小柄な女性高泉さん、女役は大柄な男性の白井さんが扮しおもしろおかしく話を展開しています)
どうみても無茶だ。
昔「大きい事はいい事だ」と唄うCMがあったけど、無理矢理はダメですよね、何事も。



現在のコメント
今やジャンボ商品など珍しくも何ともない。
おまけに地域限定商品もワンサカ出てきて !
う〜ん、昨日新宿で見かけた沖縄物産展(?)のゴーヤチャンプル味のカールと黒砂糖のハイソフトが私を呼んで
いる・・・。(まだ誘惑に勝てます。かろうじて・・・。)



ナヨからの一言
カールとハイソフトぐらい買いいやっ!(笑) 誘惑に勝つとかっていう価値あるん???