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東出典子の天真爛漫でいこう!


下着ドロボー  1992年7月27日号


 こんにちは皆さん。いやー、夏ですね。開放感ですね。海ですね、山ですね、川ですねェ。
・・・と、まぁそんな事はよいのです。夏になると何故みんな開放的になるんでしょ?
暑いと所かまわずパァーと服を脱ぎたくなる心理、あれすごく分かる。だからってストリーキング(うぁー懐し
いコトバ)するわけじゃないけど。
海に行くと(別に山でも街中でもいっこうに構わないが)、何故か頭の中がアバンチュール(これまた古い!)
で満載になる。あれは照りつける太陽の魔法?いえいえ、それが意識下の冬眠していた“開放感”なの成せる業
なのです。
ほら胸に手をあててみると、あなたにも身に覚えがあるでしょ・いやーねェ・・・と人の事ばっか言ってられな
いわね。あぁ、若かったのよ。あの夏の日・・・なんちゃってェ。
 そんなわけで(何がどうそんなワケなのだ?!)“開放感”が身体の外に出た人が現われたんですよ。
何の事かって?いや、それがね、出たんですよ。下着ドロボーが。私ん家の辺りって、とっても平穏無事な住宅
街(高級は付かないケド)なのだ。取り立ててコレという程何も起きない、例えば抗争とか事故とか殺人とか(
あれ?あった様な気もする・・・)がない町なのです。
ところがその静けさを引き裂く下着ドロボーが現われたのだ!ひどい話ですよ、本当。
父と弟のは置いてったんですよォ。それとボロいガードルが1枚(誰の物かは想像に任せます)。
あとはみんな持ってってくれちゃって、妹なんかさら同然のキャミソールを持って行かれてカンカン。
最初は「気持ちワリィ。」とか言ってたけど段々腹立ってきて、「今時下着かてバカにならへのに信じられへん
な。自分でそのくらい買えばいいのに!」と別にドロボーが使うとも何とも言ってないのに訳の分からん事を口
走る始末。終いには「これだけは持って行かないで下さいって貼り紙しとかなあかん。」とまで言ったのです。
ま、その後1度だってそんな貼り紙を使う事はなかったけれどそれ以来“下着ドロボー”は現われていません。
うちのが取られた次の日、裏の家も娘さんのだけ取られたって言ってたわね確か・・・。だから2度きりかな?
そこで私は考えたのです。ドロボーも考えてるんだな、と・・・。
この辺は収穫が少ないので、正確に言うと、取られる価値のある下着が少ないのであきらめたんじゃないかと思
うのです。(そこまで考えてるマトモな人かどーか分かんないけどね)
これからまだまだ変な人、開放感にかられる人、単に下着の好きな人などが現われるでしょう。
こんな人が現われても大丈夫な様に、オシャレでないボロい下着を付けましょうネ。


現在のコメント

何という安易な締めくくり方・・・!(ワナワナ)
ボロい下着を付けましょう。って?
あなた、それはないでしょう!そんなだったら付けない方がよっぽどマシよねぇ。
こんなこと言ってるから・・・いや、これ以上言うのはやめよう。
みんな、オシャレの基本は下着です。
清潔なものを付けましょう!



なよのコメント

ホンマ、なんちゅう締めくくり方や!信じられん!(笑)
でも、カコちゃんが、「今はそう思ってないってことは、のんちも成長してんな。」って言ってたで(笑)
よかったな(笑)
あ、そうそう、関西圏以外の人に“さら”の説明をば。“さら”ってのは“新品”ってことです。