目次に戻る
東出典子の天真爛漫でいこう!


珈琲  1992年3月25日号


 汗かきなので暑さにはからきし弱い。が、寒さにもやはり弱い東出です。こんにちは。
みなさん、春まだ遠い日々を寒さに負けず過ごされてますか?
寒いと温かい物を飲みたくなる。んが、この誘惑に負けるとトイレとお友達なってしまうのでご用心。
 さて、温かい飲み物といえば、やはりお茶。日本人はお茶ですヨネ。ちょっと気取れば紅茶。脂肪燃焼の為なら
中国茶。と、まあお茶にも色々あるけれど、あなたは何がお好みですか?私は何でも好き。なーんちゃって。
飲み物の決まり事というと、和食だったら日本茶。英国式なら食後はミルクティー・・・というイメージがあるん
です私。
ほんじゃコーヒーは?コーヒーはどういうイメージで飲まれているんだろうって考えてみると結構多種多様なのよ
ね。和食の後でもコーヒーを飲む。フランス料理の後でデミタスカップに入ったコーヒーが出てきたお店があった。
“イタリアンエスプレッソ”って名前がついてるくらいだからこれはイタリアでよく飲まれているのだろぉか?!
ミスタードーナツではアメリカンコーヒーしかない。「さすがアメリカ。大きめのカップにたっぷり薄めのコーヒ
ーなんて、大雑把でらしいよね。」とか言ってたらアメリカンコーヒーは戦争か何かの時に豆の節約でコーヒーを
薄めたのが起こりだと教えてくれた友がいた。
こう考えてみると、コーヒーについては“お決まり”がない。いや反対に“お決まり”がありすぎるのかも知れな
い。
コーヒーの起源は、10世紀前後にイスラム世界の著名な医学者ラージーが“胃によい薬”と記している文献があ
あるがその後13世紀半ば頃になって薬用でなく日常的に飲用され、17世紀にはヨーロッパ各地に広まり、今の
コーヒーやカフェという世界的な通用語を生むに至った。らしい。
日本では明治以後に飲まれるようになったが、最初はごく限られた人の間で飲まれていた。らしい。
ヨーロッパでも日本でも“カフェ”というところで芸術家や文士、演劇人が集いコーヒーを飲んだというのを聞い
ては、その時代に私も生きていればきっと赴いたろうに。などと考えてしまう。
今やコーヒーは、高いものから安いもの(値段のことです)に至るまで、ありとあらゆる種類が様々な方法で飲ま
れている。
珈琲屋さんもまた多様で、オフィス街で大人気の「ドトールコーヒー」は訳せば“気品のあるコーヒー”だとか
“珈琲博士”などになるらしい。
しかしながら“飲み方”にお決まりのないコーヒーも小さい頃には、“大人の飲み物”という“お決まりのイメー
ジ”があったと、ねぇ、思いませんか?(ちょっと大人になった私は今、珈琲を飲む。)



現在のコメント

今はいろんなコーヒーショップがあって、それぞれに好みもあると思うけど、私はね ―、あ、そうそう、赤坂に
ねスープ屋さんがあって、そこいいよ。って珈琲とちゃうやんってば!!