稽古場日誌 Part3


◆11月11日(月)

むっちゃん(南浜さん)が、ひさびさに稽古場に現われる。11月22日から 24日までの、第2劇場の本番のチケットを売りに来たのだ。天真爛漫として も、公演を成功に終わらせて、早く私たちの稽古場に戻ってきて欲しいと思っ ている。天真爛漫は気前が良いので、みんな快くチケットを購入する。ちなみ に立身も21日が本番なので、2つの劇団の本番が終わるまでは、劇団員だけ での稽古が続く。

「稽古の調子はどう?」

「ようやくちょっとづつ台本が出てきてます。」

「えっ?・・・・・・・・・がんばってね。」

噂には聞いていたけれど、第2劇場の四夜原さんの台本の上がりは本当に遅い のね。
がんばれ、むっちゃん!


◆11月15日(金)

最初の締切から遅れること20日。ようやく今日台本が上がった。あたらしさ んが、第2劇場の稽古の後に、天真爛漫の稽古場まで持ってきてくれた。
ありがとう、あたらしさん! 今回の台本完成遅れの件で、小波には1つ良かったと思えることがあった。台 本の上がりが早いことのありがたさを、劇団員に少しわかってもらえたような 気がしたのだ。
今までの天真爛漫の稽古中のひとこま。

「台本まだかぁ?」

「台本が遅かったら、芝居でけへんで!」

「あたしらが、セリフ覚えられへんのわかってるやろ?」

「はよ、書きやぁ!!」

天真爛漫の中で、台本を書くことの多い座長の私(小波こなみ)の立場は何故 かとても弱い。宇賀は影のプロデューサーとして君臨しているし、湯浅はウォ ーターフィットネスの業界では実はとても偉い人なので、講演会の講師や授業 で忙しく、稽古に出席してもらうためのスケジュール調整が大変である。
でも、この2人は序の口で、一番偉い人は実は高田なのである。彼女は天真爛 漫のお金をすべて握っていて、劇団員をアゴで使うことができる。

教訓:世の中金じゃ〜


◆11月17日(日)

稽古場に「メタ的」の言葉がやたらと飛び交う。15日にあたらしさんに意味 を教えてもらったからって、そんなに喜んで使うなっての! 意味が知りたい方、本番を見に来てくださったらお教えしましょう、ふふふ。


◆11月21日(木)

今日は、立身の本番の日だ。しかし全員社会人の天真爛漫の中には、平日の6 時半にメルパルクホールへ行くことのできる人はいない。ごめんね平田。 今まで見て下さっているお客様へのDM準備がようやく終わる。明日発送だ!


◆11月23日(土)

第2劇場の芝居を見るためウイングフィールドへ。 芝居のあと、2劇の皆さんと飲み会。その場であたらしさんと打ち合わせ。芝 居のオープニングにイメージシーンをいれるかどうか検討。結論は来週に持ち 越しになる。しかし、あたらしさんの役者姿はとても魅力的だ。いつかは役者 として天真爛漫に出演してもらいたいなぁ。


◆11月24日(日)

立身出世劇場の本番が終わり、平田が稽古場に復帰する。せっかく女ばかりな んだから、ちょっと色気のあるシーンも入れたいなぁ、と色々と思考錯誤する が、ぜんぜん色気が出ない。なぜなんだぁ〜〜〜!