論理と思考
記号論理学入門
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- 田村三郎, 荒金憲一,
平井崇晴 共著
- A5判, 170ページ
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定価 本体1,600円(税別) |
記号論理学初学者のための入門書。
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章末問題もあり、大学テキストとしても使用可能。
表紙解説
バックに水色のマンデルブロー集合から、四方八方に光が出ている。
向かって左に立っているのが普通の人ノマール君で、
その隣が変わり者のロンリー君である。
「ロンリー君はシャツを着ているか」と聞けば、
確かに着ているので「はい」であるし、
「ネクタイをしめているか」と聞くと、ノマール君に対する答えと同じである。
「靴をはいているか」と聞くと、片方だけだが、はいていることに違いない。
「ズボンを身につけているか」と聞くと、頭にかぶっているけれども、
身につけていることに違いはないから、返事は「はい」である。
ロンリー君はいくらか妙な身につけかたをしているものの、
イエスかノーで聞けば、ノマール君と同じく「イエス」と答えざるをえない。
これが論理の世界である。
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