Single Mothers by Choice?
Unmarried Single Mothers in Japan
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- Carolyn Wright 著
- A5判, 170ページ
- ハードカバー
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| 定価 2,190円（本体）＋ 税 |
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非婚シングルマザーのインタビュー調査で得た情報をまとめた。まず、英語圏にあまり知られていない日本の家族史や社会的背景と規範、特に戸籍制度のさまざまな問題点を考察。そして、非婚シングルマザーや婚外子に対する差別の構成について述べ、日本の非婚シングルマザーの生活実態について調査・分析した。さまざまな「サポート」（支援）の種類に焦点に当てた。そして、タイトルが表しているメインテーマとして、非婚シングルマザーになるまでのプロセスの中に「チョイス」（選択）の意味と非婚シングルマザーの主体性（アイデンティティ）について論じる。大きく分けると、3パターンが見られ、まず、婚姻制度を拒否するなどの理由で、積極的に非婚シングルマザーになる場合。次に結婚を希望しながら状況が許さず、子どもがほしくて、非婚シングルマザーになる場合。そして、計画せずに「偶然」に非婚シングルマザーになる場合がある。差別の中に生きている非婚シングルマザーたちには辛い経験があるが、社会規範を変革していく個性になると考える。著者はそれぞれの人が自分らしく生きていける社会になることを祈って執筆。
ISBN 978-4-271-11764-3
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