NATURE ON THE VERGE OF HER CONFINE
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- 塩尻 恭子 著
- A5判, 288ページ
- ハードカバー
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| 定価 3,200円（本体）＋ 税 |
シェイクスピアの抜きん出た言葉の一字一句を丹念に読みほぐし、無駄なく人間味豊かな英文で『リア王』のもつ神秘的な重層性を顕かにしていくこの書は、近年よくある研究書ではない。『リア王』そのものの再構築だ。中世から近世の精神史とその表象形式を背景に据え、芝居の比喩、狂気、愚、死の相互関係を軸にして、17世紀初頭の社会、宗教にも目配りしながら、『リア王』に初めて接したかのような感動的体験をさせてくれる。
ISBN 978-4-271-11800-8
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