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幻実のはざまで
― キーツ考 その他 ―
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- 塚野 耕 著
- B6判, 348ページ
- ソフトカバー
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| 定価 3,200円（本体）＋ 税 |
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よい詩をめざす芸術家意識の非日常性(幻)と人間としての日常性(実)との狭間に苦しむキーツであるが、意識的に伝記事実を差し控えて専ら「ことば」との詩人の取り組みに着目してきた著者の、こんどは詩人の日常性に重点を置く新しい試みが第1部「キーツ考」である。文人たちとの書物、そしてイギリス人をめぐって幻・実に思いをはせる英文学随想が第2部「その前後 ― 紙魚の呟き ― 」である。
ISBN 4-271-11687-4
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