シェイクスピア時代の狂気と演劇
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- ダンカン・サルケルド 著
西山 正容, 山口 和世 共訳
- A5判, 250ページ
- ハードカバー
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定価 2,800円(本体)+ 税 |
著者は英国のルネサンス期演劇に見られる狂気を社会的、文化的に捕らえ、その歴史的意味を探ろうとしている。古代から現代まで文学と医学における狂気の足跡を辿りながら狂気を定義し、それにデカルト、フロイト、フーコー、デリラ、フェルマン等の哲学と心理学をからませて、独自の狂気の理論を提示する。著者によれば、シェイクスピアや当時の他の劇作家は、社会の地殻変動を色濃く反映するものとして狂気を舞台に乗せているのである。
ISBN 4-271-11652-1
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