迷える夫人
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- ウィラ・キャザー 原作、桝田 隆宏 訳
- B6判, 194ページ
- ソフトカバー
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定価 1,800円(本体)+ 税 |
作者ウィラ・キャザーの世界観は1922年を境として美しい世界から醜い世界へと分裂してしまう。この1922年頃に書かれた本作品はかつての栄光と成功の時代から衰退と敗北へと変化しつつある西部の小さな町、スウィートウォーターを舞台に、美しきフォレスター夫人の愛の遍歴を多感な青年ニール・ハーバートの目を通して綴られ、そこには作者の世界観が濃厚に反映されている。 キャザーの中期の最高傑作。
ISBN 4-271-11440-5
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