ある青年の思い出・道半ば―
ヘンリージェイムズ自伝第二巻、第三巻
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- 市川 美香子、水野 尚之、舟阪 洋子 訳
- A5判, 656ページ
- ハードカバー
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| 定価 9,142円（本体）＋ 税 |
本邦初訳。
少年時代を扱った第一巻（1994年翻訳刊行）に次いで、今回刊行の第二巻で多感な青年ジェイムズは、南北戦争前後のアメリカを背景に父の思想、兄ウィリアムの動向、自身が負った「傷」、弟たちの従軍の様子を活写し、さまざまな交友を通して文学を選ぶにいたる。惜しくも未完の第三巻では、今や新進小説家として七十年代のイギリス社会をつぶさに観察。本書は豊富な訳注と初公開の写真も付され、文化史研究の一助としても貴重。
科研出版助成を受けての刊行。
ISBN 978-4-271-11483-3
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