*清酒の発祥地と鴻池家 *
*伊丹酒と鴻池家* 参考:-伊丹小史-(大手前女子学園編)より
伊丹市の北部に鴻池という町名の地区があり、現在では閑静な住宅地になっていますが、江戸初期にはこの地においてはじめて清酒が造られ、わが国における清酒発祥の地ということができます。
近世酒造業において、江戸の発展と結びついた江戸積酒造業は、上方において急速に発展し、そのピークが元禄期(1688-
1703)でありました。この元禄期の江戸積銘醸地上方での中心が伊丹であり、そして伊丹で醸造された名酒は当時「丹醸」称して圧倒的な名声を博していたが、この丹醸のすぐれた技術水準を伝えている「日本山海名産図会」は次のように述べている。
伊丹は日本上酒の始めとも云うべし。これまた古来久しきことにあらず、もとは文禄慶長の頃より起て、江府に売始しは、伊丹隣郷鴻池村山中氏の人なり。-(以下略)
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